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メッセージ受け付け範囲の仕様変更

メッセージの受け付け範囲における、「Twitterフォロワーに限定」という区分を「認証ユーザーに限定」に変更いたしました。認証ユーザーとは、宛先となるユーザーもしくはマシュマロによって、より安全性が高いと判断されたユーザーです。以下の条件に1つでも該当する場合に認証ユーザーとみなされます。
  • 2023年4月以前からマシュマロに登録しており、宛先となるユーザーをTwitterでフォローしていた
  • 宛先となるユーザーにログイン状態でメッセージを送り、お気に入りされたことがある
  • プレミアム会員
 
この変更は、Twitter APIが刷新された影響によるものです。Twitterでフォローしているかの情報をマシュマロが新規に取得できなくなったため、一部のユーザー(新規にフォロワーになった、もしくはもともとフォロワーだったが新規にマシュマロに登録した)を、マシュマロがフォロワーと認識できなくなりました。現在はまだ新規に情報を取得できなくなってから日が浅いため、大半のユーザーはこれまで通りに利用できる状態です。しかし、日が経つにつれフォロワーと認識されないユーザーの割合が増えていくことが確実であるため、そういったユーザーをカバーしつつ、「Twitterフォロワーに限定」と同様の使い勝手になるような新しい区分が必要になりました。
 
Twitterの情報を取得できないため、新しい区部はマシュマロ内の情報を使う必要がありました。通常のサービスなら、宛先となるユーザーが直接アカウントをチェックして許可したユーザーに限定する区分で実現が可能です。しかしマシュマロは匿名でメッセージを送るという性質上、宛先となるユーザーが送信するユーザーのアカウントをチェックできてしまう仕組みは避けざるを得ません。1件ずつ許可を出すことで、ほぼ匿名性がなくなってしまうことが想定されました。
 
こうしたマシュマロ特有の事情を考慮し、認証ユーザーに、メッセージへのお気に入り機能を利用した条件を加えました。宛先となるユーザーが安全性が高いと個別に判断することが可能でありつつも、メッセージなら匿名であるため、アカウント情報を伏せた状態を維持できます。ただし、これだとメッセージを送った経験が必要であるため、その経験がない新規ユーザーをカバーできません。また、メッセージを送れるユーザーを増やしづらいという問題もあります。
 
そこで新規ユーザーもカバーするため、プレミアム会員登録の有無を利用した条件も加えました。マシュマロ内の統計では、プレミアム会員によるメッセージはネガティブなメッセージの割合が通常より低いことが確認されております。そのため、マシュマロ内での活動データがない新規ユーザーでも、プレミアム会員登録をしていれば、概ね安全性高いと判断できます。新規ユーザーでも送信が可能になる点、そしてマシュマロ全体でもプレミアム会員は増加傾向である点から、この条件を加えることでメッセージを送れるユーザーも増えていくと思われます。また、プレミアム会員登録は、宛先となるユーザーの確認を経ることなく行えるため、匿名性も維持されます。
 
マシュマロが保有している2023年4月までのTwitterの情報にて「フォロワー」だと認識できるユーザーに、上記2つの条件に合致するユーザーを加えて「認証ユーザー」とすることで、宛先となるユーザーにとっては「Twitterフォロワーに限定」と同じような使い勝手を実現できると思われます。送信するユーザーにとっても、以前からフォロワーと認識されていたり、相手にお気に入りされるようなメッセージを送って信用を得ているユーザーならこれまで通りに、そうでないユーザーでも安全性を示せれば送信が可能になる区分となっております。そのため、従来の「Twitterフォロワーに限定」と差し替える形で、「認証ユーザーに限定」という区分を実装いたしました。「Twitterフォロワーに限定」に設定していたユーザーは、自動的に「認証ユーザーに限定」に設定されます。
 
ユーザーの皆様にとって影響の大きい仕様変更ではありますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。今後も改善を重ねていく予定ですので、もしよろしければフィードバックをお寄せいただけると幸いです。認証ユーザーに追加する条件や新しい区分のアイディアも歓迎いたします。マシュマロだけでなく世界中のサービスでTwitterフォロワーに限定する機能の廃止を余儀なくされている状況ですので、他サービスで実装された優れた事例のご報告も非常に助かります。
 
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